はまった

今日はゼミ。だったんだけど、科学哲学をやってる友だちと話してるうちになんやわけのわからん深みに片足つっこんでることに気付いた。

自然科学の客観性や価値の中立性を疑う…ってそれはまあ、わかる。というか、いいとしよう。具体的に、動物行動なんかではオスのことばっかりみんな調べてたの知ってるし。

でもじゃあ、生理学とか、タンパク質の構造進化とか、発生学とか、なんかそういう生物学もあるやん。そこにいる研究者は、価値の中立性とか客観性とか、別になんも気にせんと研究している。そういう分野のことは、どう考えればいいのか。

友だちは、やっぱ生物学はやばいって、と言っていた。化学や物理じゃないんだし(数学はまた別)って。意味がわからない。いや、わかるような気もするが、突きつめて考えるとやっぱりわからん。じゃあ、次になんの研究をすればいいのか、まずわからん。

そういう思考に今日ははまりかけ、いや、はまってる自分を見い出しました。あぁ、自分が生物学者だって認識があるんだ、というのがわかって、それはよかった。