週末のイベント

絶賛発売中☆の『今月のフェミ的』にからめたイベントが、今週日曜日(8月26日)に東京で開催されます。 ぐれフルさん、松本麻里さんという超豪華キャスト。むちゃ楽しみです。 当日は、FROGのミニコミ『けもの道』、モラルドーナツの『性感染症カレンダー…

もういっこ新刊

今月のフェミ的作者: あくまで実践獣フェミニスト集団FROG出版社/メーカー: インパクト出版会発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る雑誌「インパクション」誌上で連載されている『今月のフェミ的』コー…

新刊紹介

植物と帝国―抹殺された中絶薬とジェンダー作者: ロンダシービンガー,Londa Schiebinger,小川眞里子,弓削尚子出版社/メーカー: 工作舎発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (22件) を見るシービンガーの新刊でま…

ロワイヤル候補やぶれる!

サルコジが勝ったみたいですね。フランス大統領選。残念〜。 結果がわかるまでなんとなく落ち着かず、Yahoo!フランス版までチェックしてしまいました。 53% vs 47%かあ〜〜。こないだの選挙で石原都知事が難なく当選したのと同じような、なんか不穏なものを…

田中課長のワークショップ

まえふりが長くなりましたが、私の10年来の友人である田中課長が、東京でワークショップをします。明日あさって(22日)です。田中課長は、人生が活字で構成されていてブログ脳で少女マンガ家がすべての職業の中で最上位にあると考えているナラティブ中心主…

わきげの解法

「わき毛、すね毛を剃るかそらないか」はフェミニストの主要な問題のひとつでした。ウソ。でも、一時期、議論のテーマになってたのは事実だと思う(前に書いた日記参照)。「剃るのは、男性中心的な美の概念に追従・加担してるみたいでイヤだ」「でも、のば…

「わたしは妊娠中絶をした」

いま、アメリカのフェミニスト雑誌「ミズ(Ms.)」が、過去に中絶経験のある一般女性の署名をもとめる中絶禁止反対キャンペーンを展開している。ミズ(Ms.)は、1972年にワンダーウーマンの表紙(画像)で鮮烈なデビューを飾ったフェミ系雑誌。創刊号では、…

月経カップ

endpointさんのコメントで思い出したので、月経カップについてまとめておきます。月経カップ(Menstrual Cup)は、膣に挿入するタイプの生理用品。 1930年代、アメリカ人のレオナ.W.チャルマーが月経カップの特許を取り、1937年前後に製品化されたのがはじ…

レイプ行動の進化

ソーンヒル&パーマーの「人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす」が邦訳されている。アメリカでは出版と同時にフェミニストから批判をあびたそうだが、フェミニズムの立場から進化心理/進化人間生態学的アプローチを取ること自体は可能だ(マーゴ…

タンポンのかわり

昨日のホーム・レメディの続き。 Nelson(1976)のリストには、「タンポンに替わるもの」として以下の2つがあげられている。 古いペッサリーを使う。ペッサリーは穴のあいていないものを。 美術用、または、化粧用のカイメンに、糸をむすび、そのまま挿入。た…

女性の健康専門家集団(アメリカ)

"Wemen's Health Specialists" 上に書いた「フェミニスト・ウィメンズ・ヘルス・センター」Feminist Women's Health Center第一号は、ダウナー&ロスマンを含むロサンゼルスの活動家たちが設立したもの。その後、各地にいくつもの「フェミニスト・ウィメンズ…

DEL-EM続報

70年代のアメリカウーマンリブの中から生まれた月経吸引器「Del-Em」。妊娠のごく初期の中絶を女性たち自身が行うことができるという画期的な器具です。 これについて以前書いたときに、Del-Emの意味は、delete embryo(胎児を除去)か、delete them(それ…

フェミニストJAPAN

ウーマンリブからフェミニズムに以降しつつあった1970年代後期、『フェミニスト JAPAN』というあからさまな名前の雑誌が刊行されていたのを知っている人は少ないだろう。私はいろいろ検索している中で発見したのだけど、みつけた時は「はあ〜〜?なんじゃこ…

グッドニュース

やー、また〆切に追われ気味な毎日です。 最近あった良いニュースはといえば、友だちに恋人ができたこと。まだ見てないのでその恋人が実在の人物なのかどうかは未確認です。その友だちとは10年くらいのつきあいなのですが、私がナラティブという言葉を知る…

ヘルスケアの倫理に対するフェミニストアプローチ

こないだ購入したNew Perspectives in Healthcare Ethics: An Interdisciplinary and Crosscultural Approach (Basic Ethics in Action)。倫理に対するフェミニストアプローチは、読んだときは「そうか〜」と思いつつ、実際にどの現場で倫理が使われているの…

火事だった

朝ご飯を食べていて、ふと外を見たら、近くのマンションの3階の部屋が燃えていた。びっくりした〜〜。私が気付いたときには消防車がたくさん集まっていたが(なぜ気付かない)、それからすぐに鎮火した。3階と4階の部屋がすごいことになっている。うちの…

なぜあんなエロいシャツを着るんですか?

先週末入手した資料。文藝春秋(2006.4)の特集『女性たちよ、平成皇室を語れ』の中で、片山さつきが皇太子の学生時代のことを書いている。片山さつきさん、皇太子と同学年なのね。 同じテニス部だったので、対抗試合で皇太子と出会ったりしてたらしい。その…

ゾフィー・ショル、最期の日々

やばい。『白バラの祈り』が今週金曜で終わりだ。観に行かなきゃ。 まだ観てないのにフェミ映画に分類。 白バラの祈り─ゾフィー・ショル、最期の日々『白バラ〜』の主人公ユリア・イェンチ、すごい好きなんです。といっても『ベルリン、僕らの革命』一作しか…

社会的ネットワークのない乳ガン患者は、生存率が低くなる。

Kroenke CH, et al., "Social networks, social support, and survival after breast cancer diagnosis." J Clin Oncol. 2006 Mar 1;24(7):1105-11. サンフランシスコの看護婦健康調査を用いた研究によると、乳ガン患者のうち、社会的ネットワークが乏しい人…

核心に

女性の健康に対する医療モデルについて調べている。すごいおもろい。医療人類学、社会疫学、地域精神科学、などなど、さまざまな分野で取り組みが進んでいる。病院で治療するのだけが医療、あるいは「健康」への道だという考え方は、非常に偏っているのだ(…

クリトリスの絵本

クリ・ツーリスト (ブルーム・ブックス)作者: カレン・ソルマンソン,トリシア・クラウス,NJFKコミッティ,大島英美,飯田佳奈絵,前田美紀,佐藤由美子出版社/メーカー: ソニーマガジンズ発売日: 2003/06/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ…

邦訳が出てた

カウンターを変えてみた。そして意味もなく時計を付けた。

ニコラス新刊

私のお気に入りのニコラスの新刊が届いた。ニコラスと言ってもケイジじゃなくてハンフリーの方。やったー♪ Seeing Red: A Study in Consciousness (Mind/brain/behavior Initiative)日本語にすると「『赤』を見る」でしょうか。認知心理とか意識についての本…

友だちに「ダーウィン?やめてよ〜〜」と言われる。

こないだフェミ友人の社会学研究者と話していて、最近、ダーウィン主義フェミニズムにハマってんだよね〜と言ったら、「えーっ、なんで今さらダーウィンなん。やめてよ〜〜」と言われた。なんでなんで?と聞くと、 ダーウィン主義をはじめとする生物学は本質…

想像できないでしょうが!

こないだ久々に研究会のあと飲みに行った。焼きトンとマッコリがすごいうまかった。やー、マッコリうまいわ。家でも飲めへんかなと思ってネットで探したら、マッコリを売ってるページをみつけたんだけど、マッコリのうまさを熱く語っている部分に、 想像でき…

緊急避妊薬が薬局で買えたら。

昨日読んだ文献。 JAMA(The Journal of American Medical Association)去年の1月号に、 緊急避妊薬を、病院以外でも入手可能にしたら、どうなるか? という調査が載っていた。これは、緊急避妊薬*1が薬局等で販売され、一般の人が入手しやすくなると、性…

〆切延期

昨日までだった国際学会の論文提出。も〜無理だ〜〜間に合わ〜〜んと思っていたら、学会事務局から「10日延期しました〜」というメールが来た! 願えば叶う。

「たいへんに読みやすいです」

連載原稿の返しが来る。編集者の人から、回を追うごとに良くなっているとほめられる。しかも、 たいへん読みやすいです。 ではなく、 たいへんに読みやすいです。 と書いてあり、私の文章技術が尋常ではないと言われたかのような気分になる。そうなってくる…

はあ…

学会発表用の原稿を書いてます。やーだなー。間に合わなさそうなんだもの。近所の弁当屋で買った豚汁を一気飲み。底の方にごっそりたまっていたのは、どうみても鶏肉だった。

国際女性デー:おととい(3月8日)

毎年、当日にしか思い出さない「国際女性の日」。フィリピンとかアメリカとかじゃあ結構おおがかりなイベントとか開かれるんだけど、日本ではほとんど聞かない。去年は1個みかけたけど、今年はゼロだったな〜〜。世界の女子たちから切り離されてる日本の女…